元ひきこもりの息子のこと
息子は、令和3年の10月(高校1年)、私との喧嘩をきっかけに約2年、家にひきこもりました。
今は通信高校に通い、旅行に行ったり友達と遊んだりするようになりましたが、当初は、突然の状況に自分を責めましたし、先が真っ暗だと感じ毎日泣いていました。
家庭ごとに環境や状況は違うと思いますが、今、同じような思いをしているご家族に少しでも参考になればと思い、私の経験をお伝えしたいと思います。
まずは、私の気持ちの変化について。
最初は、私が悪かったと自分を責めました。ひとり親だから、感情的になることもあった、息子の行動に干渉し過ぎた、などなど…。
次に、「こんなに頑張ってきたのにどうして!?」と投げ出したくなりました。私のことは完全無視で(約2年間!今は彼なりの反抗期と思っています。笑)、祖父母とは関係性が続いていたので、祖父母に預けてどこかに逃げ出したくなりました。家族や友人、職場でお世話になっている方達に支えられ思い留まりました。
最終的には、息子がやせ細って顔色が悪くなり、命の危険を感じた時に、「生きているだけで良い。」という気持ちになりました。小学校1年の時、初めての徒歩通学で、“とにかく無事に家に帰ってきてくれればいい。”と家で帰りを待っていたことを思い出しました。その頃に立ち戻り、彼のペースで彼の人生を生きてくれればいいと心の底から思えるようになりました。
そしてもう一つ、“息子の人生は息子の人生”と、一線を引きました。環境や私の言動に原因はあるかもしれないけれど、ひきこもる、人と関わる、学校に行く、幸せを模索する、それらを選ぶかどうか決めるのは本人の権利です。親達亡き後、行政に相談に行ければいいと思っていました。
今は、息子もだいぶエネルギーも取り戻してきたようなので、「人生で何をしたいのか、心の底の本心を探してね。まずは日常で好きなことから。」と伝えています。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(安曇野支部)心理カウンセラー
- 今、悩みを抱えている方、何かわからないけれど不安や違和感がある方に、「こんな生き方もあるんだ」と感じ、「自分の人生を生きたい」と思っていただけたら幸いです。 心理カウンセラー 等々力 元子
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