ピタゴラ装置

人生はピタゴラ装置だなと思います。

これは、大好きで何回もリピートしている「MIU404」の受け売りです。ピタゴラ装置はドラマ全体に通ずるテーマで、3話の装置が出てくるシーンはとても印象的で大好きなシーンです。

高校生の犯行グループを追っている中で、星野源演じる志摩刑事が、若手の九重刑事(水上 恒司)にこう言います。

「たどる道はまっすぐじゃない。
障害物があったり、それをうまくよけたと思ったら横から押されて違う道に入ったり。
そうこうするうちに罪を犯してしまう。
何かのスイッチで道を間違える。

最後は自分の意思だ、そのとおり。
自分の道は自分で決めるべきだ 俺もそう思う。

だけど
人によって障害物の数は違う。
正しい道に戻れる人もいれば取り返しがつかなくなる人もいる。
誰と出会うか 出会わないか。
この人の行く先を変えるスイッチは何か。
その時がくるまで誰にも分からない。」

犯行グループの中で確保される子とされない子に分かれ、その後の人生が変わっていきます。

 

私も、人生で何度か底を見た時期に、誰かがしてくれたこと、かけてくれた言葉がずっとこころに残っています。

命にかかわる事件を見ると、どこかで止められなかったかと思ってしまいます。

 

今日も、ひとつでも誰かの「悲しいこと」が減りますように。

誰かに素晴らしい出会いがありますように。

 

投稿者プロフィール

等々力 元子
等々力 元子くれたけ心理相談室(安曇野支部)心理カウンセラー
今、悩みを抱えている方、何かわからないけれど不安や違和感がある方に、「こんな生き方もあるんだ」と感じ、「自分の人生を生きたい」と思っていただけたら幸いです。  心理カウンセラー 等々力 元子

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